2011年02月04日

頭?舌?どちらで味わう?

最近は、なんにでも「物語的価値」をつけるのが
はやっているみたいです。


どういうことかというと
たとえば

同じようなおだんごが二つあって
ひとつには、
もも太郎が家来にあげた”きびだんご”
箱にはもも太郎の絵があり、ストーリーも書かれている。

もうひとつは
きれいな箱ではあるけれど
特に何も書いてはいない。

さて・・・どちらが売れるでしょう。


やっぱり、先のお団子を買ってしまいますよね。


おいしいモノがあふれている時代
味で勝負というだけでは売れないようで
大いなる“付加価値”をつけて売られています。


たまごでも

スーパーの卵ではなく
有機肥料で放し飼いにした鳥の卵は
やっぱり高い。

でもでも・・・
実は、卵の味なんて
素人にはそれほどわかるものではないんですよね。
(オレンジだけでしょうか?)

舌で味わうより
頭や心で味わう時代なんだと思います。

もちろん、それでおいしければ
完璧です。

ただね・・・ひねくれ者のオレンジとしては
素材そのものの味もちゃんと味わってやってほしいと思うのです。
高いから、こんなストーりーが付いているから
おいしいって、納得させられるのには絶対我慢できない。

普段、おいしいオバレンジの畑の野菜や
オバレンジの“おふくろの味”を食べている人間は
ちょっとやそっとじゃ騙されません。


味というのも、個人差があるので
”口に合う”かどうかですから
なんとも言えませんが
頭だけで食べている人は、舌の意見も聞いてあげてくださいね。


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この記事へのコメント
味音痴の私は、選ぶということを知りません
テントやシュラフ(寝袋)、ガスにコンロを持って山に2泊も3泊もしながら毎日7~8時間も山の中を歩くことを考えると、食料は例え1グラムでも軽いもの手っ取り早く料理できること
あとはお酒を忘れないこと
これが私の山での食事です、贅沢は駄目、何を食べても美味しいです
ーやま桃ー
Posted by 岳友会BLOG事務局岳友会BLOG事務局 at 2011年02月04日 19:08
食がビジネスに押されて、本物が分からなくなってきていますよね、一番影響が出るのが子供達ではないでしょうか。おばあちゃんの味は受け継がれて行って欲しいです・・・そういう私は失格ですが。
Posted by anna at 2011年02月06日 11:01
まずは、目の前にあるものをいただく…
それからですね、次に口に入るもののことを考えるのは…。
Posted by 蓮子蓮子 at 2011年02月06日 17:52
☆やま桃さん

ごもっともなご意見です!
山の上で食べるおにぎりは最高ですもん。
それから、楽しい仲間と飲むお酒。
いや~~一人のんびりもいいかなあ。

その人の中のストーリーを大事に食事したいですね。

☆annaさん

ビジネスに押されている・・なるほどです。
おいしいものを、おいしいと言える
食も“裸の王様”にならないようにしてほしいですね。

☆蓮子さん

素直にいただき、次に考える。
それが食べ物の順序ですね。
Posted by オレンジオレンジ at 2011年02月08日 14:58
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