2010年02月15日

サヨナライツカをミター!

これ韓国映画なんですね・・・・

ま、それはさておき


「あなたは死ぬとき、愛されたことを思い出しますか?愛したことを思い出しますか?」

中山美穂が、すごくよかったです。原作は、ご主人の辻仁成。
オレンジは、先に原作のほうを読んだのですが、この”沓子”という主人公は
はじめから、中山美穂がモデルで作られたような気がしました。
中山美穂の力の入れ方も尋常じゃなく、「へえ~、すごいな・・・」と素直に感心。

それに、女性なら相手役の西島秀俊に映画の後の後遺症が残りますね・・・笑
とにかく、「うっとり」です・・・

さて、物語はタイに赴任してきた婚約中の西島演じる東垣内(ひがしがいとう)とタイの高級ホテルに住む謎の女、沓子が恋に落ちる話なんですが・・・

タイのあの湿気がまた、このさわやかになりそうな二人を隠微にさせ
25年前という昭和の香りが、その湿度をあげ
二人の愛にかなりの”濃度”をかもし出します。

渡辺淳一の「失楽園」の世界は、
「会うたびに、身体を重ねるだけの関係が本当に愛になるのか?」とか
結局、二人で死んでしまうという身勝手さが、どうしても好きになれないし
理解もできなかった。

「サヨナライツカ」の二人も
会うたびに、愛し合って官能の世界に浸ってしまうんだけど
それが、いつしか愛に変わるって
ありなのかな?と、思えたな。

結局、愛っていろんな形があって
当事者にしかわからないものなんだろうって、そんな気がした。

ま、オレンジ的には東垣内の婚約者(石田ゆり子)は、どんな気持ちなのかな?
なんて、奥さんの立場も考えてしまった。
夫の中でずっと思い続けている人がいるなんて。

しかし、現実そういう人がいても
普通に暮らしているのが、日常ってわけです。
今のパートナー以外に思い続けていたり、忘れられない人がいても
それはそれ、
現実の生活は、それ・・・と

大人の映画ですな。




「愛」について、新しい発見のある映画でしたね。


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この記事へのコメント
私は、「愛したこと」を思い出すと思います。
さてさて何人の人を思い出すことやら~(笑)
Posted by りりー at 2010年02月23日 19:05
失楽園は見たんやけどなあ~(笑)
Posted by ねえさんねえさん at 2010年02月24日 22:36
ご無沙汰しています。
先日はありがとうございました。

私はきっと愛した人を思い出すと思います。。。
愛される幸せより愛する幸せの方が私にはパワーになるような気がします。

こんな話は夜桜の下でしたいものですね。
Posted by anna at 2010年03月27日 13:04
☆りりーさん・・・な??何人も???それも幸せかもな~~~
カナダ、いいなあ~~~

☆ねえさん・・・失楽園前に、テレビで最後だけ見て、なんか怖くて夢見そうだった・・・ある意味、ホラー

☆annaさん・・・・なるほど~~パワーになるか・・・さすが、いつも深いです。
いくつになっても、こういう話は女子は好きなようで・・・
Posted by オレンジオレンジ at 2010年05月04日 14:07
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