読書感想文の書き方

オレンジ

2010年08月20日 20:04

読書感想文については
まず、内容自体について自分が感じるところがなければなりません。
物語を追うだけで面白い話はありますが、どこかで共感したり
何か、心に引っかかるものがなければ読書感想文は書けません。

物語だけでなく、ドキュメンタリーなんかも自分なりの感想が書けるので
書きやすいと思います。

その”心に引っかかった場面”を中心に書いていきます。

大事なのは、その場面と自分の実際にあった出来事とをからませて
そこで話を膨らませます。

共感でもいいし
反対でもいい。
反対なら、反対の理由も書きます。

気持ちを正直に書くことも大事です。
作文用に“良い子”風に仕上げるだけでは、
ウソっぽい、退屈なものになりかねません。

反抗する気持ちも正直に書けると
いいものになると思います。
書いたものを、客観的に読むと
そこで、もしその意見が反社会的であれば
気がついて自分で修正することもできるのです。


本を読むことで
ぼんやりしていた自分の思いや意見が
はっきりと浮き彫りにされ
それを客観視し
自分を見つめなおしていく。

そんな作業が、読書感想文上でできていると
たとえ、コンクールで入賞しなくても
感想文を書いた価値があります。


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