喜味こいしさん、逝く

オレンジ

2011年01月24日 11:53




漫才のいとしこいしの弟いとしさんが亡くなった。

「十万円、七万円、運命の分かれ道!」


いとこいの漫才は、聞いていていやみが無く
きれいでのんびりしていた。


私が見ていたのは、もう、いとこい師匠が40代くらいのときの漫才だと思う。

漫才師も落語家同様、年齢を重ねると
「味」が出てくるものだ。

いとこい師匠の漫才には、確かにいとしこいしらしい「味」があった。
年齢を重ねるほどに、もう、でてくるだけで
にんまりしてしまうような、そして、それを裏切らないだけの芸。

一度もお客さんを裏切らない芸なんて、簡単にできるものではない。

手を抜くことなく、大はしゃぎすることなく
職人芸というべき漫才だった。

↑上の写真、かっこいいですよね。






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